2002年夏から二年間、私(岡田)はあるソフトウェアパッケージベンダーで、開発担当の取締役を引き受けました。鉄飛テクノロジーの製品が育つまでの日銭を稼ぐには、出稼ぎも止むを得なかったのです。
当時社員二人で開発していた弊社から、久しぶりに開発部員が大勢いる環境に来て、真っ先にはじめたのが、ToDo管理・バグ管理の徹底でした。それまでExcelで不具合の一覧をつくっていたものの、対応が遅れがちで、開発部と営業/サポート部の信頼関係にも悪影響が出始めていたところでした。
昔自分がコンサルタント時代に使っていたLotusNotesの不具合管理データベースを導入したかったのですが、予算的余裕がなく、ちょうどグループウェアを開発していたこともあって、1週間ほどかけて不具合管理向けのグループウェアを開発し、導入しました。
MatrixBase/ToDo管理には、このときから4年間の運用の経験が生きています。