ファイルを直接開く

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ファイルを直接開く

ファイル直接オープン機能について

操作メニューの「直接開く」を選択すると、サーバーからファイルをダウンロードすることなく、ファイルを直接開くことができます。

Windowsエクスプローラーでファイルをダブルクリックして開くのと同様に、ファイルサーバーのファイルをPCのアプリケーションで開き、編集後に上書き保存ができます。

この機能はオプションライセンスが必要です。(評価版ではライセンスなしに使用できます)

 

注意事項

この機能はローカルエリア内のWindows PCでのみ使用できます。

PCに専用プログラムのインストールが必要です。

Windowsエクスプローラーで対象ファイルの参照ができない場合は、本機能の使用ができません。

タブレットやスマートフォンなどのモバイル端末では、本機能は使用できません。

Mac OSの端末では本機能を使用できません。

64bit版のWebブラウザでは、本機能は動作しません。(64bit OSで使用されているWebブラウザは、ほとんど32bit版です)

 

クライアントPC側の準備

PCに専用プログラム(fbclient.exe)をインストールします。

1.FileBlogにおいて任意のファイルで、操作メニューの「直接開く」を選択します。

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2.Webブラウザで「直接開く」の初回実行時に、FileBlogクライアントインストーラーのダウンロード案内が表示されます。

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3.STEP1の操作方法にそって、FileBlogClientInstaller.zip をダウンロードします。
ダウンロード後にはWebブラウザを終了してください。

4.FileBlogClientInstaller.exeを実行し、fbclient.exeをインストールします。
fbclient.exeをインストールするためには管理者権限が必要です。

5.Webブラウザを起動してFileBlogにログインし、任意のファイルで「直接開く」を実行します。
再び、FileBlogクライアントインストーラーのダウンロード案内が表示されます。

6.STEP2の「はい」を選択します。
以降は、「直接開く」を選択すると、ファイルが直接開くようになります。

直接ファイルオープンツール (fblient.exe)をアンインストールした場合の注意

アンインストール後に「直接開く」を選択してもツールのダウンロード画面が表示されない場合は、ブラウザのCookieを削除してから操作を行ってください。

または、画面右上に表示されている「ログインユーザー」を選択してもダウンロード画面を開くことができます。

 

サーバ側の準備

1.FileBlog画面 > システム設定 > 直接オープン を開きます。

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2.「直接ファイルオープンを許可するネットワーク」に、本機能を許可するIPアドレス範囲を指定します。

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ネットワークアドレスを指定しておくことで、Webサーバー(FbWeb)サービスに対する接続が、ローカルエリア内からかどうか判定します。

ローカルエリアに割り当てられたネットワークアドレス(IPアドレスのホスト部を0にしたもの)と、ビットマスクをスラッシュ(/)で繋げたものを指定します。

改行区切りで複数の範囲を指定できます。

ローカルループバック「127.0.0.0/8」を必ず設定してください。

o例1)ローカルエリアにグローバルIPアドレス(例:134.56.xxx.xxx)が割り当てられている場合

134.56.0.0/16
127.0.0.0/8

o例2)LANをプライベートアドレス(192.168.0.xxx)で管理している場合

192.168.0.0/24
127.0.0.0/8

3.ネットワークアドレス範囲の設定後、許可・拒否のIPアドレスをチェックします。

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「ネットワーク判定ツール」タブを開きます。

IPアドレスを入力し、「判定」ボタンを選択します。

o「マッチしました」        IPアドレスは許可されています。(直接開くが機能します)

o「マッチしません」        IPアドレスは許可されていません。(直接開くが機能しません)

4.「直接ファイルオープンを許可しないファイル種類」にファイル拡張子を登録すると、そのファイルは「直接開く」で開くことはできなくなります。

5.設定を保存してサービスを再起動すると反映されます。

 

ドキュメントルートフォルダがローカルドライブの場合

ドキュメントルートに C:\share のようにサーバーのローカルドライブを指定している場合、クライアントPCからはWindowsエクスプローラーで接続できないため、ファイルを直接開くことができません。

本機能の使用には、クライアントPCからファイルサーバーにあるファイルをWindowsエクスプローラーで参照できるパスで、ドキュメントルートへの指定が必要です。

フォルダの共有設定を行う

ドキュメントルートに指定するフォルダをWindowsの共有設定で公開します。
(フォルダの共有化によりWindowsエクスプローラーで接続可能になる場合があるため、適切にセキュリティを設定してください)

フォルダ共有の設定後に、ドキュメントルートフォルダの指定も変更します。
\\Server\share のように変更し、サービスを再起動してください。

ドキュメントルートの変更後、インデックスの再構築を実施します。

※ 大規模環境で、既にインデックスを構築済みの場合にはおすすめしません。以下の設定を実施してください。

ドキュメントルートパターンを設定する

ドキュメントルートフォルダは変更しないで、公開フォルダのパスパターンだけを追加する方法です。

ドキュメントルートの変更が難しい場合には、この方法をとってください。

FileBlog > システム設定 > ドキュメントルート の設定において、Patterns に共有フォルダのパス(例 \\serverxxx\share)を登録します。

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ここで登録するパスは、ドキュメントルートで指定しているローカルフォルダと同一の場所が指定されるようにしてください。

設定を保存してサービスを再起動すると反映されます。