ドキュメントルートフォルダを設定する

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ドキュメントルートフォルダを設定する

 

ドキュメントルートフォルダについて

FileBlogでユーザーに公開する、トップレベルのフォルダが、「ドキュメントルートフォルダ」です。

FileBlogをインストールすると、デフォルトのドキュメントルートが自動的に設定されます。

別のローカルフォルダや、リモートコンピューターのフォルダをドキュメントルートとして設定することもできます。

FileBlogのインストール後は、まずデフォルトのドキュメントルートフォルダにファイルを入れて動作確認することをおすすめします。

その後、既存フォルダや新規作成フォルダをドキュメントルートに登録してください。

ドキュメントルートの設定について

設定手順

1.設定ボタン > システム設定 > ドキュメントルート を選択します。

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2.初期設定のドキュメントルートを選択します。ペンマークを選択すると設定を編集できます。

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3.各項目に適切な情報を入力します。

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設定項目

説明

ドキュメントルート

FileBlogが検索・閲覧の対象とするフォルダを指定します。

プレビュー保存フォルダ

作成されるプレビュー画像や、抽出されるテキスト情報を保存する場所を指定します。

SYSTEM(ローカルシステムアカウント)のアクセス権限(変更権限)が必要です。

oドメイン環境にて本フォルダをネットワークドライブに配置する場合、当該フォルダに対してFileBlogサーバーのSYSYTEアカウントのアクセス権限を設定することが必要です。

o一般的に、「各コンピュータのSYSTEMアカウント=コンピュータアカウント」という関係なので、「ドメイン\コンピュータ名$」というユーザーアカウントがドメインコントローラに登録されています。

ドキュメントルート配下のフォルダを指定できません。

エイリアス

半角英数の文字列で指定します。

FileBlogで用いられるファイルパスとして使用されます。

表示名

FileBlogで表示されるフォルダ名を指定します。

全角・半角文字が使用でき、省略するとエイリアスが表示名として使用されます。

変更検知のシンボリックリンクフォルダ探索階層数

DFS名前空間上のフォルダをドキュメントルートに指定した場合に設定します。

デフォルト値は0で、DFS名前空間上のフォルダを指定しない限り変更しません。

1以上を設定すると、ドキュメントルートフォルダから指定した値の階層分のサブフォルダからシンボリックリンク属性のフォルダを探します。

見つかったシンボリックリンク属性のフォルダを個別に変更監視します。

Patterns

ドキュメントルートパターンを設定します。

ドキュメントルートフォルダがUNCパス(\\server\share)で指定されている場合、ここにドライブレターパス(T:\share)を登録しておくことで両パターンが同一視されます。

インデクサーサーバーのURL

通常は使用しないので入力は不要です。

【注意】ネットワークドライブのォルダをドキュメントルートに設定する場合、「ネットワークドライブのフォルダを対象にする」もお読みください。

5.設定を保存してサービスを再起動すると反映されます。

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複数のドキュメントルートを設定する

複数の別階層のフォルダや、複数のファイルサーバーをドキュメントルートに設定することができます。

1.FileBlog画面 > システム設定 > ドキュメントルート を開きます。

2.「追加」ボタンを選択します。

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設定方法は1つ目のドキュメントルートの設定と同じです。

各ドキュメントルートは互いに独立したフォルダ階層であることが必要です。(ドキュメントルート配下のフォルダを別のドキュメントルートに設定することはできません)

「プレビュー保存フォルダ」、「エイリアス」、「表示名」は、各ドキュメントルートで同じ値にできません。

プレビュー保存フォルダは実在のフォルダを指定してください。

仮想の親フォルダ「トップ」(仮想ドキュメントルート)が自動的につくられ、その配下にドキュメントルートに設定した実在のフォルダが表示されます。

 

設定変更後のインデックス構築について

以下の設定変更を行ったときは、インデックス再構築の実行が必要です。インデックス再構築の実行方法はこちらをご覧ください。

oドキュメントルートのフォルダを変更または追加したとき

oエイリアスを変更したとき

ドキュメントルート設定を変更後にインデックス再構築が必要になる場合、不要なインデックスデータを削除してください。
そのままにしておくと、文書数としてカウントされたり、インデックスデータの肥大化要因になったりします。

o不要なインデックスデータのみ削除するには、「インデックスの掃除」を実行します。(長時間を要する場合があります)

oインデックスデータ全体を削除するには、「インデックスの初期化」を実行します。(初期化の方が簡単で再構築が早い場合があります)