組織のためのToDo管理

 私たちは、組織の現場リーダーを情報の洪水から救うツールを作りたいと、7年間にわたり研究を重ねました。その間、現実にソフトウェア開発会社において、4年間にわたってグループウェアによるToDo管理の実証運用も行っており、さまざまなノウハウを発見しました。

 ツールで解決できる部分については、ツールの機能に盛り込んだつもりですが、最終的には、組織を運用する現場リーダーの人的能力に多くを頼る必要があります。ツール導入が成功するよう、現場リーダーの皆様にそのノウハウを公開します。

組織のためのToDo管理
課題のライフサイクル -8- 建て直し

ToDoリストを継続運用していくと、どうしても対応できないToDoが残ってしまいます。対応困難なToDoが大量になると、管理者として、どこから手をつけたらよいのかがわからなくなりってしまいます。どうしたらよいのでしょうか […]

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課題のライフサイクル -7- 遅延の解決

進捗管理で重要な作業のひとつは、「遅れ」に対処することです。具体的には、以下のような行動が必要になるでしょう。 遅れを発見する 遅れを発見する方法は大きくいって二つあります。 未解決の各課題ごとに、〆切日をすぎていないか […]

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組織のためのToDo管理
課題のライフサイクル -6- 完了確認

課題の対応をスタッフに任せていると、課題のステータスが「対応中」から「対応済」になっただけで、仕事が片付いたと安心してしまうことがあります。 しかし、スタッフがミスをしでかして、より大きな問題をつくっている危険もあります […]

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課題のライフサイクル -5- 優先順位の付け方

毎日、新しい課題を受付け、対応済課題のレビューをしていくわけですが、すべての課題にすぐ対応できるほどスタッフに恵まれている、なんてことはありえません。現実の課題管理の難しさは、対応に着手されないままにToDoリストにたま […]

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組織のためのToDo管理
課題のライフサイクル -4- 作業報告・作業レビュー

MatrixBase2での作業報告のメリット 従来だと、作業報告は口頭、メモ書き、あるいは電子メールで行なわれることが多かったのではないでしょうか?口頭の報告は、管理者の仕事を中断させ、時間を消費してしまうので、順調に作 […]

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組織のためのToDo管理
課題のライフサイクル -3- 作業指示

新しく受付けたToDoについて、担当者が実作業に着手するにあたり、現場リーダーからの作業指示が必要になることがあります。 難易度に応じた作業指示を 作業指示の記述には、難易度と担当者の力量を考えた工夫が必要です。簡単な課 […]

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課題のライフサイクル -2- 受付

新たに発見された課題は、発見者がすみやかにMatrixBase2.0に登録するのがルールでした。こうして新規登録されるToDoを定期的にチェックし、緊急性・重要性を判定した上で、着手優先順位や対応期限を決め、対応者を割当 […]

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課題のライフサイクル -1- 発見・報告

発見・報告のポイント ToDoリスト運用の成功のためには以下の2点が大切です。 新たに発見された問題が、すぐに報告されること 報告内容が、できるだけ詳細に記述されること MatrixBase2.0による問題発見と課題の登 […]

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組織のためのToDo管理
ToDo管理運用の実際 -運用のポイント-

弊社では、以下の課題を、課題管理グループウェアMatrixBase2.0/ToDo管理を用いて管理しています。 自社製品MatrixBase2.0シリーズの、バグおよび機能改善アイディア 販促活動・Webサイト作成・保守 […]

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組織のためのToDo管理
ToDo管理の目的を再確認する

ToDoリストを作成・運用するにあたって、「どの範囲の課題を管理するか」を決めることが必要です。 たとえば、以下にあげるように課題の範囲を定義するのです ソフトウェア開発・サポートの現場で 製造中の製品について、オフショ […]

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