「DataBase System
Utility(以下DBSYS)」はDBISAMに付属する、Delphiでコンパイルされたデータベース設計ツールです。(ソースも付属します)

では実際にテーブルを作成してみましょう

例として顧客データベースを作成します 顧客Id, 名前, フリガナ, 電話番号, E-Mail
の五つのフィールドを作成します

(1)データベースファイルを保存するフォルダを新規作成しておいてください
ここでは「C:\CustomerDB\」とします

(2)スタートメニューから、DBSYSを起動してください

(3)File→New Table で新規テーブルを作成します

(4)以下のように設定してください(Tabキーでレコードが追加されます)

Required は必須項目を指定します

Detailsを表示すると以下の画面が表示されます

  • Reference
    で、説明文字列を設定し、データベースに保存できます。アプリケーションの動作とは関係ないため、通常設定する必要はありません
  • Default Value は新規レコード追加時のデフォルト値を設定します。
  • Range Checks は値の範囲を設定します
  • Character Case は大文字小文字を統一します

(5)テーブルを保存します

Saveボタンを押し、先ほど作っておいたフォルダに保存します
作成が成功したというダイアログが表示されます

(6)Indexを定義します

IndexesタブのPrimaryで主キーを設定します。テーブル内での同一キーのレコードが最大1件であることを保証します。

(7)では、テーブルデータに入力してみます

File → Open Table Shared で Customer.Dat を開きます

適当に入力します

ボタンを押して変更をポストします