課題の対応をスタッフに任せていると、課題のステータスが「対応中」から「対応済」になっただけで、仕事が片付いたと安心してしまうことがあります。

しかし、スタッフがミスをしでかして、より大きな問題をつくっている危険もあります。作業内容をレビューしたり、再現テストをしたりして、実際に問題が解消したことを、問題発見者自身の手で確認することが重要です。客先から発せられたクレームの場合は、お客様に対応内容を説明し、満足した旨の回答をいただくまでは、スタッフが「対応済」と言っていても、「確認済」にはできません。あとあとまで考慮の上、問題が解決したと確認する必要があるのです。

とはいえ、多数の課題を管理していると、極めて簡単に対応できるような課題がその半分以上を占めていることでしょう。信頼できるスタッフが対応している場合には、確認を省略しても合理的かもしれません。そんんたときは、そういう課題をまとめて一括ステータス変更するのが簡便です。

  • 一括ステータス変更